Finalmouse UltralightX Sakura

世界最軽量・最速・最高レスポンスのワイヤレスゲーミングマウス、ここに誕生。

UltralightX Sakura（ULX 桜） — 野生の枝垂れ桜の花からインスピレーションを得て調色された、特別仕様の限定モデルです。

重さはわずか 33g。
最先端の 8000Hzワイヤレス技術 により、クリック遅延は 約344マイクロ秒、モーション遅延は 約444マイクロ秒。
カーボンファイバー複合素材で作られた ULX Sakura は、eスポーツマウスの新たなパフォーマンス基準を打ち立てます。

このモデル専用に調色された桜色の塗装は、新開発のUVマットコートで保護され、心地よいグリップ感と高い耐久性を両立。長時間のプレイでも滑りにくく、手にしっとりと馴染みます。

シャーシ側面には、新しいサテン下地加工を用いた特別なアートワークを施しました。手書き筆文字による「桜」の漢字をモチーフに、シャンパンゴールドのアクセントが上品に彩ります。

UltralightX Sakura は、10年にわたる技術の積み重ねが生んだ一つの到達点。
その軽さは、まるで空気を握っているかのよう。33gという重量は、コーラ1缶に含まれる砂糖よりも軽く、イチゴ1個よりも軽い驚異的な軽量設計です。

これまでにないフィーリングと操作体験を、あなたの手で。

一部のメーカーはいまだに「理想的な重量範囲」という古い考えを引きずっていますが、Finalmouse は物理法則に基づいた設計を重視しています。
ニュートンの運動法則やSUVAT方程式（物体の運動モデル）に従えば、軽いマウスほど早く反応できるのは明らかです。

同じ力で300mmのスワイプを行った場合、ULX（35g）は65gマウスより16.7ms、95gマウスより29.7ms速くターゲットに到達。これは東西間のネットワークPing差より大きな差であり、ゲームにおいて無視できるものではありません。

この違いは電子的なものではなく純粋な「物理的な速さ」です。重いマウスはより大きな力とグリップ圧を必要とし、疲労も蓄積しやすいため、長時間のプレイではエイム性能が確実に落ちていきます。

ULXのボディには、従来の素材では実現できなかった強度と軽さを両立する独自のカーボンファイバー複合素材を採用しています。

・ABS樹脂の約3倍の強度
・マグネシウムより約33％高い強度
・マグネシウムより30％軽く、肉厚0.8mmでも剛性を維持

プロから要望の多いソリッドサイドウォールも搭載しながら、重量は一切増加なし。握ったときのダイレクトな操作感を生み、エイムに集中できる「無駄のない感触」を実現しています。

どんなにハードが優れていても、それを制御するファームウェアが凡庸では性能を引き出せません。
市販マウスの多くは、中国OEM共通の汎用ファームウェアを使っており、競技性能を考慮した設計になっていません。

ULXはゼロから自社開発した専用ファームウェアを搭載：
・すべてのコードを社内で記述・性能検証
・83項目の厳格なテストを100％クリアしない限りリリースなし
・チップメーカーと直接協働し、非公開のバグも修正

センサーが動きを読み取っても、それをどう翻訳・同期・無線伝送するかはファームウェア次第です。ここがULXと他社製品との決定的な差です。

8000Hzという超高ポーリングレートでは、RF（無線）の実装品質がすぐに露呈します。ULXは独自のデュアルMCU構成＋RFチャネルホッピング技術によって、LAN大会のようなノイズ環境でも入力遅延ゼロを実現。

・リアルタイムで最適な周波数に切り替える適応型RF
・精密なパケットスケジューリングで安定通信
・RF処理とUSB通信を別々のチップで担当し、高速処理を実現

結果として、クリック遅延319μs／モーション遅延444μs を安定して維持します。

一般的なマウスは、スイッチの接点バウンスによる誤クリック防止のために4〜20msのディレイを設けていますが、これはレスポンス低下の原因となります。
ULXは独自のスマートデバウンス処理によりこのディレイを完全に排除。押した瞬間にクリックが反応します。

さらに、リフトオフ時の誤作動防止やクリック後のノイズ除去処理など、状況に応じた高度な制御が組み込まれており、レスポンスと信頼性を両立しています。

PixArtの最新センサーを使用しつつ、メーカーと共同で非公開レベルのバグ修正や同期最適化を実施。
他社が仕様書通りで済ませる部分まで徹底的に再検証することで、真の精度と遅延の少なさを実現しています。

ULXはドライバ不要のブラウザツール「XPANEL」に対応。
・ワイヤレス経由で設定可能（USB接続不要）
・DPI・機能設定を本体メモリに保存
・ファームウェア更新やスクロール挙動の調整も可能

大会PCのような制限環境でも、常に自分の設定で戦えます。

8000Hz通信でも、ファームウェアの緻密な電力制御により2か月以上のバッテリー寿命を実現。
無駄な省電力機能ではなく、システム全体を意識した設計による成果です。

ULXはSmall／Medium／Classicの3サイズ展開。
単なる縮尺変更ではなく、それぞれ独自の設計を施しています。

さらに、形状は10年以上前に粘土を使って手作業で造形された原型がベース。人間工学と筋肉記憶に基づいて作られたこの形は、3DスキャンやCADのみでは再現できない自然なフィット感を実現しています。

わずか数ミリのカーブの違いでも、エイム感覚や手首の負担は大きく変わります。Finalmouseの形状は、まさに手の延長として機能するよう設計されています。

Finalmouse UltralightX Competition は、単なるスペック競争ではなく、
物理学・機械・素材・RF・工業デザイン・ファームウェア・信頼性・テスト自動化といったあらゆる分野を徹底的に突き詰めた「総合的なエンジニアリングの成果」です。

一瞬の遅れが勝敗を分けるeスポーツの世界で、ULXはそのすべてを設計段階から作り込み、“1マイクロ秒すら無駄にしない”マウスとして誕生しました。